麦類(もち麦・小麦)

福崎町特産のもち麦を中心に、小麦も栽培開始。

湿田地帯の大貫ではなかなか無農薬化が難しかったですが、2018年より除草剤不使用、有機JAS資材での赤カビ防除を実現。

福崎町もち麦生産組合に所属し、栽培ごよみに沿った栽培を基に、有機栽培への転換を行いました。

排水対策

麦つくりの命は1に水はけ、2に水はけ、3・4も水はけ5も水はけと言われるくらい。稲作の為に水が逃げないように作られた田んぼで水を嫌う作物を作る。

稲刈り終了後すぐに、水を逃がすために田んぼの周囲に排水溝を作ります。

畝立て栽培

後の除草作業や追肥作業を効率よく行うため、畝立て栽培に変更。

三連カルチによる中耕除草。これにより、除草剤を使用しなくてよくなった。

元肥(鶏糞)

栽培ごよみには化学肥料40kg/10a(チッソ6.4kg)とありますが、近隣の上質な鶏糞肥料を生産する鶏舎にお願いして、鶏糞を頂いて散布しています。鶏糞は化学肥料に比べてたくさん(150kg/10a)撒布しなければいけないので大変ですが、離農される方からトラクター搭載型の肥料撒布機を頂いたので実現できました。